久々のタイトルは「母の骨折」!!!




今回は、すばるの母がよく行く総合病院からの電話だった。


「○○さんは、お身内でしょうか?」

第一声から、最上級の不吉なご挨拶は・・・カンベンしていただきたいものだ。


すばるが娘であると応えると

「整形外科へ骨折で来院されています。」


・・・・骨折ですか


いったい、何故骨折など・・・

って言うか、なぜ、20km以上も離れているすばるに電話なのか・・・


「はい。骨折の方は問題ないのですが」


・・・・問題ないの


「先生とのお話ができかねる状態ですので、おいでいただけますか?」


訳がわからん。


とりあえず、すぐに向いますが、多少時間がかかるかと・・・。

「お待ちしています。」


*******


母は看護師さんに
「夫に連れて来てもらったが、夫も自分の診察のため他の病院へ行っている」
と言っているそうだ。
ゆえに、連絡は取れなかった。

近所に住む姉夫婦のところは、留守らしく、連絡がつかなかったらしい。
母の持っていた手帳に、すばる家の電話番号があったので、こちらへ連絡したらしい。


*******


病院へ到着し、母の第一声で、状況が飲み込めた。


「あらぁ、すばる、どうしたの

「・・・・・・


*******


母は、骨折の自覚がまるで無かった。

それどころか、昨日、ここへ来て、レントゲンも撮り、診察してもらっていたのだった。

が、

その一切を全く記憶していなかった。

今朝、草むしりをしようとしたら、手が腫れていたので、とりあえず父に連れて来てもらったのよ。と。

・・・・・あまりのことに、目の前が真っ暗になるすばる。

母は無邪気に

「や~ねぇ 何なのかしら~」

と、不思議そうに自分の腕を眺めている。

今までに何度となく通い、入院の経験もあるその病院で

「初めての病院って、訳がわからなくていやだわ~

と言う。

先生が訊ねる、住所も、その日の日付も、答えられず、

全く違う世間話をしようとする。


*******


母81歳。

父81歳。

二人暮らし。

娘は2人。

共に、自営の長男に嫁いでいる。


*******


世間によくある話である。

そう。

ありふれた出来事のはずである。

なのに、

すばるには、ほんの少し先の事も、全く見えはしないのであった

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